2009年11月28日土曜日

Another Experiment

ゐ~っす!
さて、大型連休、地元でサーフィン三昧といく予定だったのですが、大波&悪天候の為、不覚にも自宅待機。 こんな日には掃除、洗濯というのが普通の人の行動パターンだと思いますが、それらは夜でもできることなので、昼間は懲りずに新ボードデザインへの挑戦です。

今回の登場は下記、Dennis Williamsのボード。

6'11"x22.5"x4"+ (そう、4インチ厚です)
青色はレジンやエアスプレーではなく、なんと、カラークロス。
3年程前にLongboard Grottoにて$99で購入。
年代不詳。 カラークロスの使用ということで、多分70年台後半と思われる。
   
素人の作業と思われるシングルフィン(7.0"くらい)がグラスオンされていたが、見た目が悪かったのと、全然ワークしてなかったので切断。 当初、テールに切り込みを入れ、その頃、流行になりかけていたFishを作ろうと思ったが、知り合いのシェーパーに、このカラークロスは非常に貴重なものなので、切らないほうが良いと言われ、ならばHydrodynamicaのようなフィンをつけてくれとお願いしたにもかかわらず、2サイズくらい小さいサイドフィンと、シングルフィンBOXがつけられ、『これが本来の姿だ』と言われ、返却される。 さらに、加工&材料費で$150くらい徴収され、せっかくの激安掘り出しボードが、結果的に結構な割高ボードになってしまい、涙。 それでも、100kgの体重でも乗れそうなボリュームのショートボードということで、下記のようなカッタウェイフィンをつけて使用。



とりあえず、ボリュームのお陰で、テイクオフは意外に簡単。 それでも、やはりショートボード、、、それなりに掘れる波でないと乗ることはできず、いくら浮力があってもパドルは大変。 この浮力だけに、ダックダイブも不可能。 更に、これから数ヶ月後、似たようなボリュームのシンフルフィンのボードを$89で同じくLongboardGrottoで購入したこともあり、このボードは、あまり出番がなく、eBayにも2度ほど出品するも、売ることができず、ガレージで埃をかぶっていたボードでした。
   
そこで、このままでは一生出番がないので、今回、思い切って改造をしてみようということに。 この手のボリュームボードのシングルフィンVer.は前記の通り、既に持っているので、今回は、、、
   
   - Anything But Threeコンセプト
   - このイマイチなサイドフィンも、ユニークなので、このまま残す。
   - もう金はかけられらない。(追加の材料や加工費など)
  
…と、いうことで、このボードに施した今回の改造は、、、





ジャーン!!!



Quadです。


『こんなベースの広いQuadなんてあるのか?!』
『こんなのがワークするのか?!』
…などと言った声が聞こえてきますが、私もさっぱり分かりません。(笑)
でも、テール幅が非常にあるので、もともと付いていたシングルフィン、そして改造した2+1のフィンセットアップでも、ターンの際に、フィンが抜けるような感触があったので、やはり、センターよりも、レール寄りに大きなサイドフィンがあったほうが良いのではないか?という結論に基づく判断です。 そして、後ろのトレイラーフィン(元々のサイドフィン)も、どれほど役に立っているのか分からないので、とりあえず、Fish系のキールフィン(シングルフォイル)を付けました。 あんまり曲がらなくなるかもしれませんが、ドライブ重視です。 どうせ、そんなアグレッシブなマニューバーは趣味と技術的な理由(苦笑)で、やらないと思うので。

テールからみるとこんな感じ。 少しは回転性を高める為、微妙にアングル(カント)を入れました。 この角度で見ると、結構、カッコいい?!


ちなみに、このフィン、ガレージに転がっていた自作フィンです。
これ、実は去年、Akezoに贈った5'8"(?)Fishに取り付け予定だったフィンなんですが、木目がイマイチだったので、ボツになったものです。 今回は黒塗りにしてリサイクル。 過去の苦労が報われました。
   
さて、このボードのパフォーマンスや如何に?!
(とりあえず、明日、最後のサンディングをして完成予定です)



EX4には登場しない予定ですが、いつか何かの作品で登場させてみたい気持ちはあります。 どうなるか分かりませんが、ボードを見ている限りでは、結構、ワークしそうな予感?!
  
もし、これがイマイチだったら、センターを足して5フィンセットアップ。
それでもダメなら、トレーラーフィンを切り落としてツインフィン。
それでダメなら、フィンレス?!
   
ただ、その前に、何をもってしてボードが『ワーク』していると判断するのか。
案外、そこが問題だったりして、、、(苦笑)




2009年11月27日金曜日

AirTap!

God morgon!

Hope you all had a happy Thanksgiving day, eating a lot of food and catching gooooooood waves!

Sorry for writing again in English, I am out of town and do not have a computer with Japanese IME... well, I just wanted to share an incredible movie clip! If you play guitar, you know how amazing this is. Even if you do not play guitar, like me, you will be amazed... How can he do it???




Eric Mongrain's "AirTap!" will be used in our EX4 movie. It's relly cool that you will remember how he plays this song when we watch our EX4!

Happy holidays! Tack tack!!

2009年11月18日水曜日

Surf explore...

Ciao!


どもども、Ted弟です。ブログupするのかなり久しぶりです。。。Ted兄貴&Akezoさんにまかせっきりでした。ソイ・ソーリー&muchas gracias! ということで罪悪感のこれっぽっちも感じず仕事サボってブログupしてるんですが、皆さんサーフィンにおけるexploreと言ったら何を思い浮かべますか???突拍子もなくてすいません。


やっぱり”波探し”ですかね?交通手段の発展及びサーフィンの普及とともに、地元の混雑した海に嫌気がさしたサーファーや金銭的に余裕のあるサーファーが世界各地にperfect wavesを求めてsurf/wave exploreを始めたのが70年代。今では多くの一般サーファーが飛行機乗って行きたいところへwave huntingに行けるような世の中になりました。すごい進歩ですね。


でも今じゃ世界中サーファーだらけ・・・どこへ行っても波さえあればサーファーがいる世の中になりましたね。南国はもちろん例外なく開拓され、アイスランドなど凍てつく北の海(厳密に言うと南もですが・・・)にもサーフィンを楽しむ人がいる今日この頃。金銭的に余裕があればボートをチャーターし陸路でアクセスできないところでも波探し。弊害と言えば弊害かもしれませぬが、元々のexploreの意味は失われてしまったかもしれませんね。


ってのが俺らの一般的な考えですかね?


ところが一番近くの海まで車で最低でも6-7時間のスイス人。イタリアが最寄のサーフスポット。でもイタリアに着いてみたらグシャグシャだったり、一時間前までは波あったのに・・・な~んてことがざらにあるそうです。地中海は波の予想が難しく、波が上がっても続かないのが一般ですので、『波あるよっ!』って電話を受けてからでかけるのでは遅い場合が多いです。ということで彼らにとってはまさにリスクが大きくイタリアでのサーフィンはexplore。


インターネットなどのおかげでリアルタイムで情報が得られるような”便利”な世の中になりましたけど、自分の感と地図と天気図を頼りに仲間とワイワイイタリアまで片道7時間の道のり。それはそれで違ったサーフィンの楽しみ方。常にexplore。まぁ7時間の運転の末に見た波がこんなだったら最高ですが・・・







Viva Italia!!! Pizza, Pasta, Bella, Calcio... and surf in Italia! しかもここって年に数回しか波が割れないそうです。





さてさて、波の無い国スイス人達が今回当てた年に数回割れる波。地中海の水は色が違いますね・・・まぁある意味Cardiffの水の色も特殊ですけど。(笑)ってイマイチ笑えませんけど・・・

2009年11月15日日曜日

撮影兄弟、頑張ってます!

このブログにもアップされているとおり、EX4 の撮影も着々と進み、編集もいよいよ大詰めを迎えております。


連日、ワイン片手にあーだの、こーだのと編集中。
まだ撮影を終えてないあなた、そして「撮り直してぇ・・・」と心の中でつぶやいているあなた、今ならまだ間に合います!たぶん。

で、なぜ撮影兄弟かといいますと


この二人、似てません?後姿が・・・
夕暮れ時、撮影が一段落してほっとしているところに犬や子供が乱入。


こうして、また週末が終わっていきました。


Life is Good.

2009年11月13日金曜日

EX4プロジェクトとは全く関係ないのですが、、、

オーダーしていた板が、遂に完成致しました。
TEDの為に削られた最新ロングボード。




このボードをオーダーした後、自己のキャシュフロートラブルが発覚し、
約1ヶ月程前から、ケチケチ生活を開始。 
自炊はもちろん、最近は昼飯も抜いています。(涙)

そんなわけで、
さすがの私も、しばらくの間は新しいボードに手を出すことは無いでしょう。

どうか、このボードがマジックボードでありすように。。。




ボードの詳細はまた後ほど。

違う板、違うライディング、同じ人







ゐ~っす!



本日はフライドチキン屋さんの登場です。

普段はロングの彼も、本日はスラスターフィンの

ショートボードへ挑戦です。

借り元はたっくん。





そんなわけで、ボードを渡して、海に放り出したわけですが、、、

あれ、、、上手い。。。





日頃のロングでは見せないようなカットバック、、、







日頃のロングでは見せないようなプルアウト、、、







日頃のロングでは見せないような、プルイン?!





見ごたえ十分なパフォーマンスを披露してくれました。

いやいや、本当、いい感じでしたよ。



本編を乞うご期待!


2009年11月11日水曜日

大きく違う、微妙な差

ゐ~っす!
本日は大きく違う、微妙な差について。
今回のライダーは、常にショートボードに乗り続けるたっくんの登場。
拝借するのはコマキのボードです。。。(小さそ~!)
まずはChannel IslandのRetro Twin Fin Fish。
さっそうと、波のフェースを切り裂きます。
あれれ、Fishって、当て込むような板でしたっけ???
続いて、どう考えても小さいのでは?と思われる、5'5"のスラスター。
Komakiサイズのサーファーのために削られた板のはずなんですが、
いや、いや、いや、どうして、どうして、、、
余裕のテイクオフ、ボトムターン、そしてアップスアンドダウン。
そして、クローズ気味のインサイドで豪快にエア!
この日、時折ダブルオーバーの入るコンディションの中、
3セッションを消化しても、まだ、この余裕の表情。
でも、普段とは違うボードに乗っての感想は、
とても面白いものになりました。
さて、たっくんは試した板で、どんな発見をしたのでしょう?
詳細は本編で!

2009年11月8日日曜日

Knee paddler on new paddler

うぃ〜っす!

さて、本物のBossの登場です。

普段はHEAVYなシングルフィンに乗るJohnさんですが、
今日は短く軽いトライフィン。長さは8’6”。 
Dick BrewerデザインのPlumiera、2+1フィンセットアップ。


短い板にも関わらず、アプローチは同じ。
まずはニーパドルでラインナップまで。
(8’6”の板でニーパドル?!)

短いながらも余裕のテイクオフ。。。早い!

レールをセット。 軽い分、板が動いているかも?!


チャレンジングな板のハズだったのですが、、、
案外、簡単に乗りこなしてましたね。
脱帽です。。。

2009年11月7日土曜日

The Boss TRY TRI 到来 - Fish Simmons -

ゐ~っす!


そして、とうとう大御所の登場です。

(注)そのスジの方ではありません。




入念な波のチェックの後、、、彼が選んだボードは、、、



古賀氏所有のDaniel Perch製フィンのついた、9'6"Fish Simmons。
Michael Millerシェープ。 "Wow, check those fins out!!!"





1~2"波の厳しいコンディションの中、こ~んなショルダーの端っこまで来て、豪快なカットバック!



スモールウェーブをもろともせず、走る、走る、、、



それほどボリュームがある板ではなかったのですが、やっぱり走る板は走るんですね。


撮影していても、大変参考になりました。 この板、もっと大きい波の際には、もっと性能を発揮できそうですね。 是非、また撮らさせてください。 お疲れさでした!




2009年11月6日金曜日

Sneaking Preview

ゐ~っす!

Sneaking Previewです。 そう、PreviewのSneakではなく、Sneakingしている人のPreview。 

つまりどういうことかというと、、、

勝手に人の車の鍵を開け、、、

勝手に人のボードを物色し、、、

勝手に外してあったフィンまで丁寧に付けて、、、

いつの間にかウェットに着替えて、海に繰り出してしまう、K氏。。。(笑)

その古賀さんの選んだボードは巨匠Donald Takayama氏の名作、DT-2。 長さは10'0"。  

こんな小波でも楽らくのテイクオフ、レールもセット!

長さをもろともせず、大きなカットバック!

誰もがテイクオフに苦しんでいた1~2"波のセッションでしたが、見事に波を捕まえていました。 こんな日は長いボードも悪くなかったハズ。。。  新しい感覚を楽しめたことを祈ります。

さて、その後、どうやってボードを戻したのか?、、、は、本編を見てのお楽しみ。